虚無虚無の虚無

思いついたこととか書いてきます

受験は団体戦

合格体験記みたいなのは書かないことにしようと思ってたんですけど(書いてもカッコ悪いので)今日色々思うところがあったのでやっぱり書こうと思います。

 

宅浪で点数は伸びるのかとか、大学中退からの受験についてとか、切り口は色々あるんですが自分がこの一年で痛感したことを書くなら「受験は団体戦」に尽きると思います。

現役の時には自称進学校の戯言だと思って馬鹿にしていました。けれど大学中退して、色んな人に迷惑かけて、それでもなお沢山の人が応援してくれるって経験を経ると、色んな人の支援の奇跡的なバランスの上に自分が立っているということを意識せざるを得ませんでした。本当にみんなありがとう。受験は、人生は団体戦。次こそは勝ってみせる。だからもう少しだけ、自分を信じさせてくれ。

僕のレックウザ

小学生1,2年生の僕は全く学校に通っていなかった。いじめられていた?違う。ポケットモンスタールビーをやり込んでいたから学校に通う暇が無かったのだ。この歳でニート。もうこれは才能と言ってもいい。

 

当たり前だがオレのポケモンは学校の友達のより格段に強かった。何せ友達が授業に勤しんでる間に僕は育成に精を出していたからね。中でもLv.100のレックウザは僕の自慢で、相棒だった。

 

 

 

 

ある日のこと、友達が家に遊びに来てみんなで通信対戦をした。忘れもしない。僕は運動神経抜群でリーダーシップもあるS君と対戦したのだ。ダブルバトルで、S君はボーマンダラグラージ。対する僕はバシャーモレックウザ。S君のポケモンはこおりタイプ、水タイプの技を使えるため圧倒的に僕に有利を取っていた。小学生の僕はそんな事知る由もなく、意気揚々とLv.100のレックウザで突っ込んでいったが、レックウザは集中攻撃に合い、呆気なく倒されてしまった。勝負自体はバシャーモの活躍により勝ったものの、僕は呆然としていた。

 

僕のレックウザが負けた…

 

何かが崩れた音がした。それが何なのか、今なら分かる気がする。

僕はあの日から、未だに探し続けている。誰にも負けない、僕のレックウザを。

ロールアイスは、食べれない

ロールアイスが食べたい。皆さん知ってるだろうか、巷で噂のロールアイス。JKとかが今こぞって注文してはインスタにアップしているらしい。

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なんかこういう、可愛い奴だ。

 

何故JKでもない成人男性(無職)のオレがロールアイスを食べたいのか。とりあえずこの動画を見てほしい。

[音フェチ]キネティックサンドを包丁で切る🔪🗿- Cutting Crunchy Kinetic Sand[ASMR] - YouTube

お分かりいただけるだろうか。粘土を切った時の爽快感を。サクッと音がした時に脳から快楽物質が溢れ出すのを。

 

そしてオレは最近、新しい境地を開拓してしまった。ロールアイスだ。

日本のロールアイス - YouTube

分かるか?散々3分もの間焦らした末に綺麗にロールされた時、思わず「あぁ…」と声が漏れてしまう。

 

ロールアイスが食べたいしかし、ロールアイスを食べには行けない。想像してみてほしい。JK達が楽しそうにお喋りしながらロールアイスを待ってる中、無職の成人男性が瞳孔を開きながらジッとロールアイスが作られる様を見つめ時折「あっ…」「おぉ…」と声を漏らす様を。その男を世間は何と呼ぶのか。性犯罪者だ。間違いない。性犯罪者以外の何者でもない。手の空いているスタッフが警察に通報してオレは捕まる。だから今日も一人、寂しくロールアイスの動画を見るだけ。12月の夜。

おすすめの映画

唐突におすすめの映画をあらすじ、感想と共に紹介したいと思います。

記憶を頼りに書いてくのであらすじとか間違ってたらごめんなさい。ネタバレは出来るだけしないようにしますが気になる人は見ないでください。

夏休み暇な学生とか、見る映画に迷ってる人とか良ければご活用ください。

 

 SF系

マトリックス

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あらすじ

主人公の天才ハッカーネオはいつも生きているのに夢を見ているような気がしてならなかった。ある日ハッキング中に送られてきたメッセージに従うと、ネオが生きていた世界は実は機械によって見せられていた仮想現実、マトリックスだと発覚する。ネオの予感は本当だったのだ。現実の人類は絶滅の危機に瀕しており…

 

感想

学生もみんなスマホを持ってる現代ならともかく、記憶媒体フロッピーディスク使ってる時代に仮想現実での暮らしの映画ってのはマジで凄い。話が先進的過ぎてて当時の人はよく理解できたなって思います。むしろ今見るのがちょうどいい映画。難点は凄く大事なシーンでいきなり翻訳が下手くそになること。なのでわからなくなったらWikipediaとかで調べちゃっていいと思います。

 

アイ・ロボット

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あらすじ

掃除や料理、おつかいなど日常の家事はほとんどロボットに任せている近未来のお話。みんながロボットに頼りきり、信じきっている中、主人公は過去の事件からロボットの犯罪を疑う変わり者の刑事。そんなある日、不可解な殺人事件が起こる…。

 

感想

ロボットの表情のCGが凄い、マジで人間みたいなので殺すのも殺されるのも非常に怖い。終盤に一気に謎が解けていくのが気持ちいい。AIが搭載されたロボット(pepper君とか)が広まりつつある今、もう一度見たい映画。

 

インセプション

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あらすじ

主人公達は他人の夢に入り込む装置(名前忘れた)を使って他人の「アイデア」を盗む犯罪集団。主人公は他人の夢の中でアイデアを盗むのではなく「植え付ける」というインセプションの依頼を一端は断るのだが…

 

感想

設定がとにかく良いよね、他人の夢に入り込む。日本映画のパプリカが元ネタなんじゃないかとも言われてる(真偽は知らない)。ネタバレになっちゃうからあらすじ以上の事は言えないんだけど、とにかく見てくれ。面白いから。

 

スターウォーズ1〜3

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あらすじ

スターウォーズ4〜6でシスの将軍のダースベイダーが実は主人公ルークスカイウォーカーの父、アナキンスカイウォーカーだと判明する。

スターウォーズ1〜3では優れたジェダイ出会ったアナキンが何故ダースベイダーに堕ちてしまったのか、その様を追っていく…。

 

感想

これはファンによって意見が分かれるんですけど、僕は4〜6より1〜3の方が圧倒的に好きです。アナキンがダースベイダーになるというバッドエンドを知った状態で見ることになるわけですが、これが中々面白いです。アナキンと師匠のオビワンとのいじらしい関係がたまらないです。男2人の友情物語(タイバニとかZETMANとか)好きな人は絶対ハマると思います。

 

ヒーロー系

ダークナイト

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あらすじ

汚職で腐敗した街ゴッサムシティに蔓延る法で裁けない悪人を夜な夜な懲らしめるバットマンであったが、そこに法廷で悪人を堂々と裁く検事ハービー・デントが現れる。バットマンとハービーの働きでゴッサムシティは徐々にクリーンになっていくが、それを面白く思わない人物がいた…

 

感想

悪役ののジョーカーがカッコいい、これに尽きますこの映画は。映画とは思えない、本物の狂気がそこにいると感じさせてくれます。この人は本物なんだな、本当のサイコパスだってね。

この映画、ジョーカーはめちゃカッコいいんですがバットマンの方は弱点だらけで全然カッコよくない。乗ってるバイクがイカしてるくらい。でも何回も見てるとそんな巨悪ジョーカーに何度でも立ち向かう、全然強くないバットマンがカッコよく思えてくるんですよね。噛めば噛むほど面白い、スルメ映画です。シリーズものなので気になったら続きも見てください。

 

スパイダーマン

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あらすじ

ある日特殊な蜘蛛に噛まれた主人公は、ムキムキになったり糸を出せたりする蜘蛛人間になっちゃう。初めは調子に乗って蜘蛛の力で片思いの幼馴染をドライブデートに誘おうとする主人公だったが…。

 

感想

サム・ライミ監督のスパイダーマン無印です。スパイダーマン色々あるので勘違いしないようにね。この映画の面白い所は、蜘蛛のスーパーパワーを手にしたのに主人公の日常が全然上手くいかないんですよね。最近のラノベなんかでは主人公が神様からスーパーパワー貰ってモテモテになって周りからも尊敬されて…なんていう展開も多い(らしい)ですが、スパイダーマンはむしろいきなり貰った蜘蛛の力に主人公は振り回されて人が死んだり、成績が落ちたり、友達を失ったり、様々な苦労、失敗をします。そんな失敗を通じて主人公が蜘蛛の力と共に成長していく、そんな物語です。これもシリーズものなので気になったら続き見てください。

 

その他(ファンタジーもの)

 

パイレーツ・オブ・カリビアン1〜3

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あらすじ

海軍のお偉いさんの娘エリザベスが世界最速の海賊船ブラックパール号の船長バルボッサに誘拐されてしまう。エリザベスに恋している幼馴染のウィルターナーはブラックパール号元船長のジャックと利害の一致から協力してエリザベスの救出を試みるが…

 

感想

パイレーツ・オブ・カリビアンは海軍、ジャック、バルボッサ、エリザベス、その他様々な人物・組織の三つ巴四つ巴がとにかく面白い。途中途中のギャグも面白くて笑えるのでおススメ。3以降は急につまんなくなるけど。

 

コンスタンティン

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あらすじ

幼い日に自殺を試みた主人公。結局数分の仮死状態を経て自殺は未遂に終わるが(キリスト教で自殺は大罪なので)仮死状態の数分間、主人公は地獄を彷徨う。地獄の時間軸では永遠に等しいほどの時間を過ごした主人公が目覚めてからの願いは一つ、もう二度と地獄に落ちたくない…。自殺の罪を償って天国に行くために主人公は街の人に親切にしたり悪魔祓いをしたりして善行を積むが、「その善行は他人のためではなく自己のための行為なので認められない」として何度尋ねても教会の天使に地獄行きの判定をされてしまう…

 

感想

キリスト教的天使と悪魔の世界観がめちゃカッコいい、そしてお話も作りこまれている。あんまりネタバレしたくないのでコレは自分で見てくれ。

 

 

今日の所はこの辺で。書くの大変だったけど楽しかったしおすすめシリーズ定期的にやってこうかな。金ローとかでやってる有名どころばっかだけど、そんなに映画マニアって訳じゃないから許してくれ。

 

平成、大アイデンティティ時代

マズローの欲求五段階説ってあるじゃないですか。アレってよくできてると思うんですよね。

 

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簡単に言えば、

    生理的欲求(食べたい、寝たい、行きたい)

→安全の欲求(死の不安無しに生きたい)

→所属と愛の欲求(会社、部活、サークルなどの集団の一員になりたい)

→承認欲求(集団の中で認められたい、認められるような個性、アイデンティティが欲しい)

自己実現の欲求(集団に振り回されず、理想の自分を実現したい)

 

の順で満たされてくよーみたいな。多分にオレの解釈が含まれてるのでご容赦ください。

 

で、日本の平成という時代は振り返ってみるとみんな承認欲求の所で止まって足掻いてた時代なのかなぁと、振り返って思います。かくいう自分も、自分というものを求めて毎日足掻いているわけですし。

 

僕は平成生まれ平成育ちのネイティブゆとり人なのでこれは想像なのですが、

きっと人類が生まれたばかりの時には生理的欲求(生きたい)を満たすのにみんな躍起になってて、

縄文時代とかは安全な欲求(死の不安無く生きたい)を満たすのに頑張ってる時代だった。

昭和とかの時代は所属の欲求の時代でみんな会社とかに所属してるので精一杯で、それさえ満たされれば大体満足だった。

 

そして平成が承認欲求の時代、みんながアイデンティティを求めて旅する大アイデンティティ時代だとすると、きっと次の時代は(いつ来るかわからないけど)自己実現の時代だ。

僕らの子供とかはみんな当たり前のように光る個性を持っていて、集団に振り回されずに自分の理想を体現するためにみんな頑張ってるのかも知れない。

楽しみダナァ。そしてできれば、もう少し後の時代に生まれたかったよ。さよなら平成。

 

 

江頭になりたい

江頭ってとっても下品なギャグをするけど実はとっても優しい、みたいなイメージがあるじゃないですか。

でもその「実はとっても優しい」の部分ってほとんど僕らが勝手に作ったイメージですよね?

江頭の優しい逸話もいっぱいあるけどほとんどガセだったりする。

そんな風に僕の事もみんなが勝手に深読みして良いイメージになったらいいなって思うけど、現実そんなにうまくいかない。むしろ何にもしないでいるとどんどんイメージが悪くなってくる。何にもしないでイメージが良くなってくのはイケメンと江頭だけ。悲しいね。江頭になりたい。